藤村正宏の自伝②
『水族館』という施設は、人間が考え出したもので、かなり優秀なものだと思う。
普段は見られない水の中を見られるというのは、すごい装置ですよね。
水族館が好きになった理由は、やっぱりこどもの頃の体験です。
両親が一年に一度くらい、札幌に連れて行ってくれた。
寝台特急で釧路から札幌まで行った。
釧路を夜出て、朝に札幌に着く。
のんびりした時代だった。
札幌に行くなんて、大旅行です。
父親が『全道展』という展覧会に入選するたびに、それを見に行ったんです。
ボクは展覧会より、その後つれていってもらう『小樽水族館』が楽しみだった。
イルカやアシカのショー。
泳ぎ回る、魚たち。
子ども心に、すごいな~と思っていた。
決定的に『水族館』というものが好きになったのは、この影響だと思う。
デパートでも、一番好きな売場はペット売り場。
そこの水槽を何時間も飽きずに眺めていた。
タツノオトシゴを最初に見た時には驚きでした。
子どものころ住んでいたのは炭鉱の住宅でした。
炭住には小学校がいくつかあった。
小学校は3つ通った。
『釧路市立桜ヶ丘小学校』1年に入学。
小学校1年生の秋に、弟が生まれる。
2年生のときに引っ越しで転校。
『釧路市立朝陽小学校』に入る。
そのころは神童と言われていた(笑)
図画工作が一番得意だった。
国語、算数、理科、社会は勉強しなくてもいつもトップの成績。
小学校に入る前から、なんか知っていた感じ。
神童っていわれたので、試験を受けて、そのときに新設された
『北海道教育大学附属小学校』に6年生で転入。
その後、『北海道教育大学附属中学校』に進むのですが、そこで神童時代は終わるのです。
つづく
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藤村 正宏
主宰 : エクスペリエンス・マーケティング
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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