SNSで売り込め！｜SNSの中にどう存在するかが問題だ - マーケティングコンサルタント藤村正宏ブログ

スマホの登場で世の中革命的に変わった

iPhoneってすごいなって、思う。

さっき午後にエクスマスタジオに来たんだけど、くる途中で空がすごく夏っぽかった。
それで・・・信号待ちで、パチリ。
そして駅前のサルスベリがとても綺麗だったので、すぐにパチリ。

今では普通にやっていることだけど、これだけとってみても、すごいことだなって思う。
ボクたちは、性能のいいカメラとビデオカメラを、いつも持ち歩いていて、好きな時に撮影ができる。
昔では考えられなかったことです。
昔だったら、重いカメラを持って、おまけにフィルムやテープで撮影しなきゃならないから、気軽にパチリはできなかったよね。

今は気軽に何枚も何時間も撮影できる。
だから今の若い世代は、思い出がいっぱいありますよね。
記憶が記録されている。
いい時代だなって思う。

それだけじゃなく、24時間、いつでもどこでも誰とでも連絡がとれる。
いつでもどこでもショピングができる。
好きな音楽を自分専用のプレイヤーで聴け、好きな映画を自分専用のスクリーンで見ることができる。
道に迷うこともなくなり、カーナビもいらなくなった。
待ち合わせの時間と場所を正確に決めなくてもよくなり、駅の改札から伝言板が消えた。
一度も会ったことのない人とコミュニケーションして、一度も会ったことのない人の商品を買うこともある。
誰かが見ている風景も、聴いている音も、考えたことも、今いる場所も、人の行動が、リアルタイムにわかるようになった。

小田急線和泉多摩川駅前のサルスベリ

10年ちょっとで、想像以上に世の中を変えたよね。
世界を書き替えたと行っても過言じゃない。
スマートフォンの登場は、驚異的なスピードで人々の生活を変えた。
人々の生活を変えるということは、世界のあり方を変えるということ。

そして、このスピードは、ますます加速をつけているように感じる。
SNS、５G、位置情報、モノインターネット。
そういうテクノロジーの垣根がなくなり、どんどん融合して、スマホに集められています。
これはまさにボクたちの生活を変える革命であり、世界のあり方を変える革命だったんだな。

革命的に世界が変わったんだから、企業も考え方を変えることが大事だよね。

SNSだって仕事や商品を紹介しよう

SNSが浸透して、人々はつながりやすくなり、どんどんつながっている。
企業の情報より、友人や知人の情報で、モノを買ったり、サービスを知ったり、お店を知ったりして、そして、消費が起きている。
友達がSNS上で発信している飲食店に行ったり、友達が読んでいる本をSNSで知って、それを買ったりしたことってありますよね。
ボクはしょっちゅうあります。

ということは、SNSの中でいかに影響力を持つか、SNSの中で影響力を持っている人たちやコミュニティにいかに語られるか。
それが企業活動には必須になってくる。

SNSで共感を呼ぶような情報を発信すること。
発信だけではなく、SNSでコミュニケーションすること。
そういうことを、意図的にやってみる。
あくまでも「意図的」というのがポイントね。

ビジネスに活用しようとしているのに、個人の日常だけを発信していては、意味がないということ。
たまには売り込め。
そういうこと。

もちろん企業活動や商品のことばかりだと、敬遠されるアカウントになってしまいますが、それが全くないというのも問題。
個人的な投稿は反応がいいけど、仕事のことは反応が悪くて楽しくないから発信したくない。
そんなことが考えていたら、使っている意味がない。甘い！
趣味のアカウントならそれでもいいけど、ビジネスに活用するのが目的なんだから、反応悪くても発信しなきゃ。

先日やっていたエクスマ塾で「どれくらいのバランスにしたらいいですか？」という質問がありました。
それはやってみないとよくわからないこと。
でも、たとえば・・・、１日に１０回ツイートしている人なら、そのうち１回か２回は売り込んでもいい。
もちろんその業種や商品によって違うと思うけどね。

せっかく素晴らしい道具があるんだから、それをフルに活用したほうがいい。
SNSの中にどういう形で存在するのか。
それがとても大事な時代になったんだから。

そんなことを思った、夏のエクスマスタジオでの午後。