マーケティング

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差別化をするな!独自化せよ! USP(独自性)探しの大切な3つのポイント

ボクは「差別化」を目指すな、っていうことをよく言っています。 これからの時代は、差別化っていう考え方だと、成功しないからです。 「差別化」ということは誰か競合がいるということ。 大切なのは、その会社が持っている独自の価値を消費者に知っていただくこと。 他社やライバル会社を意識することももちろん大切ですが、そこに集中すると、常に他社との競争に走ってしまい、お客さまが見えなくなる。 その結果、不毛な価格競争に陥り、選ばれる要因が、価格だけになってしまう。 そうなったら大変です。 利益も出ないし、働いている人のモチベーションも下がってしまいます。 そして、本来のビジネスの目的を見失ってしまうことも少なくない。 だから「差別化」という考え方ではなく、「独自化」。 あなた独自の価値を伝えましょうということです。
SNSマーケティング

新規の客より既存顧客を死ぬほど大切にしよう ビジネスの本質ってそういうことじゃない?

既存顧客は何もしなかったら、1年で20~30%くらい流出していく。 としたら、3年くらいですべていなくなることもあるわけです。 モノが売れない、モノ余りの時代です。 あらゆる市場で製品は飽和状態と言ってもいいくらいです。 お客さまも少なくなっていく。 もう満腹のような状態です。 だから、お客さまとの「関係性」が一番重要になっているのです。
エクスマ思考

パッケージの色が商品の価値を下げることもある|カレーにこの色はありえない・・・ニトリさんどうした?

色というのは消費者に大きな影響を与えます。 だからカラーマーケティングという分野があるのです。 商品の色、店の看板、店の内装、チラシの色、ウェブサイトの色・・・ 気づかないところでお客さまを逃したりすることがある。 だから重要なんです。 多くの場合、食品のパッケージに寒色系の色を使うのはタブーです。 寒色系の色を使ったパッケージは食欲をそそらないということ。 もっとストレートに言うと美味しさを感じられないっていうこと。 だから買わないという結果になる。 美味しく感じられない食品を買う人はあまりいません。 もちろんある種のお菓子、ガムやタブレットなどのミント系の味のものや涼やかさなどをアピールするものには使う場合があります。 でも、カレーやシチューには寒色系はマイナス効果です。
エクスマ思考

スイミングスクールに子供を通わせている親が本当に望んでいることは「水泳の上達」じゃない

あなたのお客さまが欲しいものは「モノ」じゃない 夏だから、夏らしい販促の話をします。 モノを売るな!体験を売れ! のエクスマの基本を解説するのに、よく使っている事例です。 夏休み中のスイミングスクールのチラシの話です。 「夏休み子供短期水泳スクール」 夏休みの間に、このスクールに通うと2学期が始まるときにはとっても上手に泳げるようになるというスクール。 ボクの塾生さんで、北海道でマーケティングデザイナーをやっている亀井さんという人がいます。 彼が製作したチラシ。 彼は、このスポーツジムのチラシを毎年つくっていました。 でも、エクスマ塾に来て「あ、今までただの商品名をキャッチコピーにしていたんだ」と気づきました。 「夏休み子供短期水泳スクール」 ってただの商品名です。 別にこのスポーツジムじゃなくてもいいですよね。
エクスマ塾

「生殺与奪権」という言葉をご存知ですか? / ビジネスの世界ではありえない言葉を平気で使う企業

自動車修理、損保、そんな業界の周辺でなんだか嫌な事件が起きましましたね。 わざとお客様の車に傷をつけて、修理の見積が高くなるようにして、保険会社に請求する。 ありえないようなことが、平気で起きている。 さらに「環境整備」という名の元に、公共物である街路樹を枯死させている。 全く身勝手な企業の事件。 行きすぎた利益至上主義の会社がやりそうなことではありますけど、立派な犯罪です。 だいたいさ「修理費」に「ノルマ」ってありえないよね。 1台14万円の修理費を目標にするって、ちょっと普通のメンタルじゃ考えられないですよね。
エクスマ思考

今、心が動いた方向にあなたの未来は決定する

自分の力ではどうしようもない状況にみんなが直面している感じです。 でも、そんな時だから人間は「創造性」と「革新性」を発揮する。 新しいやり方、アイデア、予想もしなかったビジネス、新しいコミュニケーションを生みだす。 そうして、この激変する環境を乗り越えて、新しく生まれ変わる。 再生していくんだと思うのです。 こういうときは2つの人間に分かれる 世の中を憂い悲観的になる人と 変化をチャンスと捉えて楽しめる人
SNS活用

【楽しく終了しました】新スタート! 8月26日(金)[一般公開]エクスマスタジオでリアル開催のエクスマセミナーです。「エクスマ トークセッション」募集開始! 藤村正宏に会いに来てくれると嬉しいな

楽しく終了しました。ありがとうございます 次回以降の予定は 9月29日(木曜日) 11月21日(月曜日) です。エクスマスタジオに来たい方はぜひ。 もっと気楽に柔らか発想してみよう! こんにちは。 最近メダカの飼育にハマっている藤村です。 ...
SNS活用

インスタグラム崩壊|常に人と違っていなければならない

あなたの会社がいかに個性的になるか。 あなたがどれだけ個性的になるか。 それがとても重大なことだと、認識することです。 個性的じゃなきゃ、選んでもらえないってこと。 情報がかつてないほど溢れている現代社会。 ビジネスの環境も、ハンパない情報洪水になっています。 カンタンに言うと、世の中には、いい商品なんてたくさんあるし、素晴らしい会社や店は星の数ほど存在する。 その中からあなたを見つけてもらうのは、至難の業になっているってこと。 個性がよくわからないのです。 独自性がよくわからないのです。 だから売れないってこと。 業績がよくならならい大きな理由は「個性的」ではないということです。
SDGs

「すべてのお客様の満足のために」とか言っている会社はもうヤバイって

ミッションとか社是を掲げている会社ってあります。 例えば 「全てのお客様の幸せのために」 とか言われても、全く陳腐で全然刺さらない。 「すべてのお客様の満足のために」 それって社会には関係ないんじゃないってこと。 社会のどんな課題を解決しようとしているのか。 世の中にどんな体験を提供しているのか。 それを明確にする必要があるのです。 どんな小さな事でもいいから、地球と人類に何ができるかって考えて欲しいってことです。 例えば下請けをいじめない。これもSDGsです。 従業員さんに給料をたくさんあげるというのもSDGsにつながる。 環境問題で言うとできるだけ省エネするとか、水を無駄遣いしないとか、物を大切にするとか。 そういうのもねSDGsにつながるわけです。 何か本気でやばいと思わないと、人間って行動しない。 今、本当にやばい状況になっているっていうことを認識して、できることから始めましょう。
SDGs

「資本主義の黄昏」どうして素晴らしい仕組みが機能しなくなったのか?

短期の目標を優先した結果、深刻な問題が発生しているのです。 結果的に地球環境と資源を破壊した。 社会に分断と格差を生じさせた。 そんなこんなことを続けているうちに。 「このまま資本主義がつき進んだらさぁ、さすがヤベんじゃねー」っていう世の中の風味になってきたわけです。 この課題を人類はどう解決していくのか? 人類は自分たちの欲望によって滅亡するのか? この文明的な生活を続けていくことは可能なのか? 今、まさにそれが問われている。 これは大企業だけじゃなく、中小企業も個人事業主も、ビジネスに携わっている人、一人一人が考えなければならないことなんだと思うのです。