自分自身がいつも穏やかになる
自分がイライラしていたら、相手もイライラします。
自分が穏やかな心でいると、相手も穏やかです。
人間だから、喜怒哀楽があるのが当たり前のことですけど、それに振り回されないことです。
たとえば自分の子どもが、イライラして不機嫌に帰宅したとき。
どういう対応をしたらいいのでしょう。
「何イライラしてんだ」と叱る。
あるいは機嫌をとる。
それはどちらもいい方法とはいえません。
相手のイライラした気持ちに引きずられないことです。
普通に対応すればいいことです。
人間なんだから喜怒哀楽があって当然なんだと、心を流すことです。
そして普段のあなたの対応をする。
そういうゆとりがあれば、相手に対するいたわりや、思いやりも生まれてきます。
器が大きくなるのです。
小さいことで、いちいち心乱れていたら、小さい人間になってしまいます。
大きくかまえて、流してしまいましょう。
周りの人に振り回されないようにすること。
誇りをもって生きる
誇りを持って生きるというのは、孤高の中で生きるということではありません。
誰かのためになる生き方をしている人は、誇り高い人です。
家族のため、仲間のため、縁あるすべての人のため、子孫のため。
困っている人がいたら、助けるのは当たり前です。
相手に仕合わせになってほしいと思う気持ちをもつことです。
誰かを犠牲にして自分だけ儲けたりするのは、誇りなんていうのとは無縁の行為です。
自分と他人との違いをいつも考えて、人と比較してばかりいて、人を憎んだり、仲たがいをしたり、人を妬んだりすることをしない。
そうしたら、意味のない感情のぶつかり合いや、醜い争いはなくなるはずです。
それが誇り高い、大きな、強い生き方。
周りの人に優しい気持ちで接してみましょう。
何か相手のためにできないかなって考えてみましょう。
身近な人や世の中に自分の得意なことで貢献
あなたがやるべきことは、世の中や周りの人に役立つ力を生かすことです。
そういう意図をもって、行動してみてください。
それができたら、さわやかな満足感を得られるでしょう。
その積み重ねが、生きがいにつながっていくのです。
役立つ力があるのに、それを生かさなかったら、達成感は得られません。
そうだったら、いつまでたっても生きがいを感じることができない。
人のために自分ができることを惜しみなく提供する。
そんな気持ちで行動してみましょう。
そうすると、必ず人から喜ばれます。
そういう気持ちで行動していると、好かれる人になります。
人から求められます。
人間関係が広がって豊かになっていきます。
自分の今までの経験を生かしましょう。
人を励ませるのも、自分自身の経験から出る行為です。
人の良いところは、ほめることです。
これも「奉仕心」です。
奉仕っていうのはボランティアだけではありません。
相手に思いをかける、そういう気遣いが奉仕です。
たとえば、レストランで食事をして、美味しかったなと思ったら、「美味しかったですよ」「また来ますね」とひとこと声をかける。
何ごとにもそういう気遣いができるようになったら、とっても運がよくなります。
自分が人の役に立てば、思いが相手に届くようになる。
思いが届けば、人も優しくしくれます。
友人関係ならば、本当の親友が生まれるでしょう。
親子関係ならば、多くを語らなくても、親の思いを子供が察するようになります。
子供の気持ちも、親に伝わっていきます。
調和を心がけ、奉仕の心で生きることで、相手に思いが届く生き方ができるです。
藤村 正宏
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