個人にファンがつく時代
ボクの本が発売から2日目に3刷りの重版が決まりました。
これも皆さんがSNSでシェアしてくれたり、感想を発信してくれたおかげです。
本当にありがとうございます。
本に書かなかったこと、書ききれなかったこと、関連していることなどをブログに書きます。
<27ページ最後の行>
今は芸能人や有名バンドのメンバーじゃなくても、個人にファンがつく時代。会社の経営者でも、寿司職人でも、フリーのソムリエでも、ファンができるのです。
短パン社長のブランド「Keisuke okunoya」が、ありえないほど売れているのは、まさにこれを体現している。
他にも、個人の力だけで仕事をしている
平松泰人(まちゃ:美容業界コンサル)とか、
山本やすぞう(ワイワイ:大河ドラマ税理士)とか、
藤井雅範(マット:YMDコンサルタント)とか、
内藤勲(イッサ:ネットでファン作り支援)などなど、
ボクの塾生でも一個人のファンができて、そのファンの中で有名になり、ファンの人たちから収入を得ることができている人がたくさんいる。(敬称略)
会社という組織を背負うことなく、場所も好きなところで、時間も好きな時間に、とっても自由に仕事を楽しんでいる。
こんなことは今まで考えられなかったことです。
世の中の人が皆アーティストのように仕事をする
スマホが登場したことで、仕事観が変わったと思う。
時間という概念や場所としての会社という概念が変わっていった。
いつでもどこでも仕事ができる環境。
発信するツールはSNSやブログ、ユーチューブなどなどたくさんある。
もしかすると会社という組織自体の概念も変わり始めている。
会社が人を雇って、管理して、働いてもらうという概念は近い将来消滅するんじゃないだろうかと思う。
個人がより自由になり、ひいては、自分自身が商品になる。そんな時代。
そうすると会社に会社員として雇われるのではなく、自分の存在そのものがコンテンツとして表現してお金を稼ぐ。
まるでアーティストのような仕事ができる時代。
そうすると会社の概念は変わりますよね。
と、ここまで書いて、思ったことがある。
1950年代にアメリカのサブカルチャー運動、ビートニクを、詩人のギンズバーグと共に先導した作家、ジャック・ケルアックが言った言葉です。
俺はこれまで、誰もなし得なかった文学の新しい何かを先導していくのを見る
クールな未来に向かってリードしていくのだ……誰もがアーティストと呼ばれる
そこは奇妙な未来でもあるその未来は、
心をオープンに解き放てるかどうか、
それだけが、その者が正しいか、正しくないかの基準となる世界だ!
まるで今のSNS時代を予見していたような言葉。
SNSが普及したことで誰もが表現者として存在している。
あなたが誰かのFacebookやTwitterの投稿に「いいね!」をするたびに、表現しているのです。
「これをいいと思う」という表現をしている。
まさにこれからの個人はアーティストとして存在していくのかもしれないなって思う。
そして新しい価値観というのは浸透するのが早い。
その方が効率がいいとか、面白いとか、楽しいとか、生産性が上がることになれば、そんな風に仕事をする人が、雪崩のように一気に増えるかもしれません。
そうすると会社という組織は、今とは全く違う形になる。
雇われる人間がいなくなるということだから。
これは痛快で面白い概念だな、って一人ニヤニヤしている金曜の夜です。
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藤村 正宏
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