堀江貴文さんの『多動力』
ホリエモン(堀江貴文さん)の『多動力』を読みました。
共感する内容がとても多く、面白かった。
多動力っていうのは、いくつもの異なることを同時にこなす力です。
次々と興味が移り変わり落ち着きがないというのは、以前はマイナスだった。
飽きっぽいとか、考えがすぐ変わるとか、そういう人は評価されなかった。
でも、今の時代、その多動力がとても価値になるという話です。
ボクも同じようなことを考えたり、似ていることを言っているところが結構ありました。
・寿司屋の修行なんて意味がない
・三つの肩書きを持てばあなたの価値は1万倍
・電話をかけてくる人間とは仕事をするな
・仕事を選ぶ勇気
などは、激しく同感しました。
最初の「寿司屋の修行なんて意味がない」っていうのは、今の時代は師匠について何年も修行しなくても、美味しいお寿司を握れるようになるって話。
確かに美味しい寿司を作る情報って、今の時代はたくさんあるし、教えてくれる学校みたいなものもある。
数ヶ月勉強して、体験するだけで、寿司を握れるようになる。
そういう時代なんです。
映画監督も下積みしてはいけない
ボクの次女は今、26歳ですけど「映画監督」をやっています。
数年前、大学の授業で、日本の著名な映画監督の授業があってその監督から言われたそうです。
「君たち本当に映画監督になりたかったら、下積みなんてするな」
と言われたそうです。
どうしてかというと、今は映画を作るための機材や編集するためにコストが、飛躍的に安くなった。
ちょっといい一眼レフカメラで商業映画を作っている場合もある。
編集ソフトとMacがあれば、一人でもできます。
さらに、今は作品を発表する場もたくさんあります。
映画祭や映画のコンテスト、動画サイトなど。
「自分でまず映画を作りなさい、そして完成させ、それを映画祭などに応募すること」
ボクの次女は、まず自分の作品を作りました。
20分の作品です。
それを映画祭やコンテストに応募したんですね。
そうしたらその映画が、有名な「ぴあフィルムフェスティバル」で選ばれたり、4つくらいの映画祭で受賞したわけです。
それがきっかけで、その後長編映画を作ることになり。
その映画が国際映画祭で賞を受賞したり、国内の映画祭に招待されたりしました。
今年はイタリアの映画祭やドイツの映画祭に招待されたりするようになった。
イタリアの映画祭では賞も受賞しました。
下積みはほとんどしていないわけです。
下積みや修行している時間があるのなら、いきなりやってしまうことの方が、たくさん学べるし、質も上がっていくのです。
本当にエキサイティングな、面白い時代になったと思う。
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藤村 正宏
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