5時間で専門家になる方法
ブログやSNSで継続的に情報発信し、読者やフォロワーとコミュニケーションして、「共感」を作り出す。
これが、今の時代、どんなビジネスでも成功するための、代表的なモデルです。
こういう考え方は、現代のビジネスで成功するために必要なビジネスモデルだと思うんです。
そのためには、あなたがあなたの分野の専門家になることが大事です。
あなたのビジネスの分野の専門家。
あなたの好きなことの専門家。
お花屋さんだったら、フラワーアレンジの専門家、ギフトの専門家、女性にモテるための専門家。
あるいは熱帯植物の専門家、熱帯雨林の専門家。
園芸の専門家、庭の専門家、たくさんあります。
バロック音楽が好きだったら、フランス映画が好きだったら、インテリアが好きだったら、大河ドラマが好きだったら。
その専門家になることです。
普通の人よりも、専門家になることは、以前に較べたら、カンタンにできるようになった。
誰でも専門家になれる。
そういうこと。
だって、専門的記事はweb上にたくさん溢れている。
その道の専門家が、惜しげもなく、たくさん情報発信してくれています。
専門家の情報を集めて自分なりに考えてみる
たとえば、熱帯雨林の専門家になりたかったら、まず熱帯雨林の概念をざっと全体を俯瞰している記事を探して、それを熟読する。
だいたい、3本~10本くらい。
その後、熱帯雨林の何にフォーカスするかを決める。
熱帯の鳥の不思議な生態か。
霊長類の特殊な行動か。
美しい蘭の花のことか。
熱帯雨林の消滅と地球環境問題の関連か。
それぞれ、あなたが興味をもったことの記事を調べて、読み込んでみる。
ま、だいたい5時間もあれば専門家と話しができるくらいの知識がつきます。
これであなたもそこそこの専門家になっています。
そして、それを深めていけばいい。
深めて、自分で発信すること。
熱帯雨林だけでも、たくさん記事が書けると思う。
あとは熱意と根気だけ。
その分野で、500本くらいブログ記事が書けたら、あなたはあなたのコミュニティの中ではかなりの専門家になっている。
半年や一年くらいでやめてしまったら、普通の人です。
熱意を持って根気強く運用し続ければ、注目される専門家になっていくことは十分可能でしょう。
以前は動物園・水族館の専門家だった
僕は30代から40代の頃、アメリカ資本の会社の役員を10年間くらいやっていました。
その会社は動物園や水族館、博物館、植物園などの展示やコンセプトを設計する会社です。
その会社にいた時には動物園などの自然系の施設の勉強をたくさんしました。
ある時、熱帯雨林の専門家の東大の教授と話すことがあった。
この教授は日本における熱帯雨林の第一人者。
熱帯雨林館という動物や魚や花が同じ空間に自然に存在するような施設を企画していたので、その意見を求めに行ったのです。
僕はあらかじめ1ヶ月くらいかけて、熱帯雨林の書籍を10冊くらい(その中にはその教授の本も、もちろんあります)読み込んで勉強していきました。
おかげでかなり専門家になっていた。
教授が話す専門用語も理解できたし、面白いアドバイスも聞けました。
結局その施設は実現されませんでしたが、知識と経験は残った。
その頃の僕は、動物園や水族館の専門家でした。
今はそういう仕事はやっていませんが、やりたい仕事の一つです。
今はこれだけインターネットが普及し、ブログやSNSで発信している専門家がたくさんいる。
それもすぐに検索でき、情報は基本無料です。
僕が昔1ヶ月かけていたことを、やろうと思えば5時間くらいでできる。
集中して調べたら、かなりの専門家になっているでしょう。
本当にいい時代だと思う。
そして、専門分野を勉強したら、徹底的にその分野の情報を発信し続けることです。
ブログやTwitter、Facebook、Instagramなどを駆使して、惜しみなく提供していくこと。
その分野に関する情報を集めて整理し、あなたの視点を加えて発信したりすることも必要です。
これができたら、あなたも世間では専門家と認知されるようになります。
そしてもうひとつ大切なことは、定期的に発信すること。
定期的に発信すると、あなたの読者やお客さまは、あなたの発信が習慣になっていきます。
習慣になるということは、大袈裟に言うと、お客さまの人生にあなたがいつも存在しているということ。
これって、すごいことだと思いません?
このビジネスモデルは、ひと言で言うと、
「お客さまとの継続的な関係性を作り出して、継続的にお付き合いしてもらう」
そういうことなのです。
あなたも、専門家になりましょう。
できることなら、今の本業の他に、複数の専門分野を持つことが理想です。
誰にでもチャンスがある世の中になったのです。
藤村 正宏
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