子供写真館には合わないけどね
ベッキーさんが不倫騒動でレギュラーのTV番組を次々と降板していますね。
ボクのお弟子さん、短パン社長がよく出演していた、フジテレビの「人生のパイセン」はどうなるのでしょうか。あの番組だけ出演していたら、絶対に視聴率20%超えすると思うけどな。
いいと思うけど、きっとやらないだろう。
それがマスの限界かもね。
企業のCMも中止になっている。
子供の写真館「スタジオアリス」も、ベッキーの画像をすべて削除しています。
アリスもかなりダメージを受けている。
だって、七五三の記念撮影をするスタジオですからね。
今回のことは、イメージダウンになっている。
ボクのクライアント、カメラのキタムラの子供写真館「スタジオマリオ」にとっては、最大のライバルですが、よろこんではいません。
逆にアリスさんにはがんばってほしいと思っているくらいです。
これはボクもキタムラさんの経営層もそう思っている。
子供写真館業界そのものの、イメージや発展に影響するから。
でもこの騒動でマス広告の限界が見えてきたような気がする。
企業のイメージをタレントに任せるのは危険
確信が生まれました。
それは
「有名タレントを企業のイメージに使うのは、危険」
そういうことです。
ベッキーがマスコミやウェブで叩かれているのは、彼女が清純なイメージで売っていたから。
好感度がいいタレントだった。
その期待を裏切られたから、これだけ叩かれるわけですよ。
不倫がいいか悪いかは別にして、好感度ナンバーワンイメージのタレントが不倫をしたことがダメージだった。
だって、いかにも不倫とかしそうな人だったら、これだけ叩かれない。
それどころか、逆にそのイメージが魅力になることだってあるでしょう。
たとえば沢×エリ×さんとか、宮××えさんとかね。
ベッキーにとっては、それは命とりだったわけです。
不倫の恋愛は社会的にはダメなのかもしれません。
でもね、人間ですから、そんな状況の恋になることだってあるわけです。
ボクはベッキーがそうなってしまったのはしょうがないと思うんです。
誰だって、そういう状況になることは否定できません。
ベッキーさんだけでなく、誰だってそうなる可能性がないとは言い切れない。
そして、それが今に時代、秘密にするのが難しいってこと。
SNS時代を甘くみないこと
今回もベッキーと相手のLINEが流出したわけですよね。
不倫報道があった後のやりとりさえ、流出している。
これは関係者の協力がなければできないことですけど、SNSっていうのはそういうことが起きること。
隠しきれない。
ましてや芸能人や有名人のように、常にウォッチされている人は、秘密が出やすくなるわけです。
目立つから。
シティホテルのバーで誰かと会っていたとか、そのバーのアルバイトの子がTwitterでしゃべるかもしれません。
実際に昔ありましたね。
どこで誰に見られているかわからない。
だから企業がタレントのイメージに、自社のブランドイメージを任せるのは危険っていうこと。キムタクがカローラに乗っていませんよね。
唐沢さんが奥様にキッチンリフォームをプレゼントしませんよね。
ジョージ・クルーニーが、安いビールを飲んでいないって。
そして、今は、普通の人のSNSの発信が数十万、数百万の人に拡散してしまう時代です。
SNSを甘くみないことです。
ベッキーさんは別にファンでもないし、身内でもないから、別にいいのですけど、あまりにも叩かれ過ぎだとは思う。
別にいいじゃんね。
被害はCM契約していた企業です。
でもね。企業だって覚悟しなきゃ。
これからの時代は、こういうことが起きて当たり前と思わなければ、タレントを使う資格はないんじゃないかな。
そう思うんです。
誰だって人間なんだから。
それが嫌なら、有名人を使わないことだな。
藤村 正宏
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