アメリカの独立記念日と同じ日だった
今日、7月4日はボクがエクスマ塾を始めた日です。
2003年でした。
今朝、気がついた。
普通だったら、12周年記念セミナーとかを、どこかの会場で、塾生さんを無料招待してやるところですよね。
毎日忙しすぎて、今年12年っていうのも、忘れていた。
暦が一周したのにね。(笑)
最初は大阪市の『大阪産業創造館』が主催でした。
2002年から、ボクは産創館主催で何度かセミナーをやっていて、そのセミナーが好評だった。
そんな時、担当の中根さん(ミッキー)が、「藤村さん、これからやりたいことなんですか?」って聞いてきた。
ボクはふとその時に頭に浮かんだことを言いました。
「塾をやりたいんです」
「え?どんな塾ですか?」
「マーケティングの塾です」
「どんなことやるんですか?」
「内容は全然決めていませんが、決まっていることは、中小企業の経営者を集め温泉旅館で合宿があって、ニックネームで呼び合うこと。それくらいしか決まっていないけど」
「面白い!それ、やりましょう!もしよかったら、最初サンソウカンで主催して人を集めます。形になってきたら、藤村さんが主催でやるっていうのはどうですか?」
「そんなむしのいいことしていいんですか?」
「いいですよ〜。大阪の中小企業のためになるのなら」
そんな感じでなんとなく始めたわけです。
最初に集まった塾生さんたちは約10名くらい。
とても個性的な、平たく言うと「ヘン」な人が集まった。
今ボクの事務局をやってくれている橋本くんもそのひとりでした。
カリキュラムをきっちり決めていたんですけど、やってみると全然そのカリキュラムが進まない。
というか、個性的な人たちと、場の力、即興的に起きるコンテンツのほうが面白かった。
そんな感じで、考えていたカリキュラムにとらわれないで、臨機応変に対応していきました。
その頃、インプロヴィゼーション的なことがすごい場を生み出すって気づいた。
参加する人の個性や人柄、スタッフのファシリテート、場の雰囲気で、すごいコンテンツが生み出されていくことに、ボク自身が驚きでした。
サンソウカンでは1期から4期まで実施させていだきました。
そして5期からボクの会社の主催で始まった。
それから12年。
2014年に1年間、一旦休止しましたが、現在進行している沖縄は67期、仙台は68期。
秋の大阪は69期、東京70期と、続いています。
世の中の変化に対応して、カリキュラムも進化し、今ではSNSのコンテンツや新しい世の中に対応した経営の考え方などのコンテンツもあります。
もちろん即興的な場として、その日にカリキュラムを変えるというインプロヴィゼーションの部分もあり、毎回ちがう塾になっている。
本当に飽きっぽいボクが、よく12年間もやってきたなって、しみじみ思う。
今まで参加してくれた塾生さんやまだ塾生になっていないけど、ボクのブログや本を読んでくれているみなさんのおかげです。
過去の名簿を見て、一人一人の顔を思い浮かべ、今日は過ごしています。
本当にありがとうございます。
今年の塾はもう定員になっていて参加できませんが、来年、できたらまた新しい社会に合わせたカリキュラム、新しい場の「エクスマ塾」をやっていきます。
エクスマ塾生になりたい人はぜひ、来年の塾をよろしくお願いします。
まだまったく未定ですが、来年、できたら今年よりも多く塾をやっていきたい。
そう思っています。
お祝いとかなにもないけど、一人で静かに、みなさんのビジネスと人生が輝き、みなさんと、みなさんの大切な人がしあわせになることを、祈願しています。
本当にありがとうございます。
藤村 正宏
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