迷ったときには基本に返る
梅雨らしい日が続いています。
よく「あいにくの雨」なんてことを言いますが、それは真理で考えるとちがいます。
「あいにくの雨」なんてありません。
すべての雨は「恵の雨」なのです。
梅雨時期がなかったら美味しいお米ができませんよね。
梅雨があるから、豊かなのです。
梅雨があるから、夏がより輝くのです。
だからあいにくの雨なんて言わないようにしたいな。
あなた、あるいはあなたの会社がうまくいかないのは「迷っている」からです。
自分に自信が持てず、たくさんの人に相談する。
いろんなセミナーに参加して、勉強する。
そうすると、またどれを信じていいのか迷う。
またちがう人に相談したり、ちがうセミナーに出る。
この繰り返しです。
結局自分に自信がないから、こんなことになる。
ま、そういう人は10年前とまったく成長していない。
これからも一生迷い続けるのです。
自分でそれに気づかないとならない。
だから、迷い続けてください。(笑)
たとえば
「TikTokはビジネスに活用すると破壊的な効果がある。だから新規のお客さま獲得にはとても有効」
というセミナーに出たあとに
「TikTokなんて若者が踊って歌っているだけのSNSだからビジネスなんかに活用できない」というセミナー出たらどうですか?
迷いますよね。
それは自分がない状態です。
自信が持てない、そんな状態。
迷ったときには、基本に返ること。
基本に返るというのは、シンプルに考え、本質は何かを見つめることです。
TikTokのことだったら、シンプルに考えると、たくさんの人に情報を届けるツールであり、バズりやすいSNSです。
いい動画をあげて、フォロワーとコミュニケーションしていたら、若い世代と繋がったり、自分の商品をほしいと思っている人と知り合ったりできる。
実際にTikTokで新規客を集めている店や会社がたくさんある。
そう考えたら、ビジネスに活用できます。
迷う必要はない。
やるかやらないかは、自分で決めればいいこと。
何を信じるか、誰を信じるか。
何とつながるか、誰とつながるか。
それが、あなたとあなたの会社の将来を決めるのです。
だから、自分の考え方をしっかりと持つこと。
自分の頭で考えて、感じて、行動すること。
そして、迷ったら基本に返ることなんです。
人間関係も基本に返ること
人間関係で悩んでいる人も同じです。
人と人との関わりで世の中は動いている。
だから、どんな人との縁も大切にすることは基本です。
先入観をもって人を見ていると、その人のいいところは見えません。
相手がいて自分がいるのだから、その人とどう関わるのか、またはモノがあって自分があるのだから、それをどう大切にするのか。
それを考えることです。
先入観を捨て、相手に歩み寄ることができないかを考えることです。
どうしても受け入れてもらえなかったら、距離を置けばいいこと。
無理に関わらないことです。
嫌いになる必要はありません。
また縁があれば、いい関わりになるかもしれない。
距離を置くだけです。
あとは、おせっかいをしないこと。
自分に関係のないことの首をつっこまないこと。
そういう状況になればいいのです。
でも、これだけは忘れてはいけません。
あなたは決して一人で生きているわけではない。
一人で努力したら、なんとかなるほど、世の中は甘くありません。
人とモノとの関わりの中で生きているのです。
だから、傲慢にならず、笑顔で人のために生きる存在になりましょう。
それが人間関係で悩まないコツです。
自分をしっかりと持って、判断しましょう。
何を信じ、誰を信じるかは、あなた自信が判断することです。
基本を忘れないようにしましょう。
藤村 正宏
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