SNSって、関係づくりの道具なんだよね
最近、SNSを「売るための道具」だと思ってる人、けっこう多いんだけど、ちょっと待って。
SNSって、本当は「人と人との関係」をつくる道具なんです。
話しかけたり、返事したり、笑ったり、共感したり。
そんなやりとりの中で、あなたの会社や店、あなたの商品やあなた自身を好きになってもらえたり、信頼してもらえたりする。
そこから、長いつき合いが始まるんです。
会話って、大事なんです
SNSで大事なのは「こっちからの情報発信」だけじゃない。
むしろ、ユーザーさんの声にちゃんと耳を傾けることが、すごく大事。
たとえばね、
- 今、何が求められてるのか、わかるようになるし
- 「このブランド、ちゃんと人の話を聞いてくれるな」って思ってもらえる
- 勘違いも減って、仕事がスムーズになる
- 新しい商品やサービスのヒントも、ポロっと出てきたりする
デジタルって便利で、時間も場所も関係なくつながれるから、
どんどん会話していくといいと思う。
ちゃんと聞いて、ちゃんと返す。シンプルだけど、それが一番効くんだよね。
UGCって、つまり“人の声”なんです
UGCって言葉、聞いたことあります?
「ユーザーがつくったコンテンツ」のことなんだけど、要するに“お客さんの声”です。
誰かが商品を紹介してくれてたり、レビューしてくれてたり、写真を投稿してくれてたり。
それって、広告よりもずっと信じてもらえるし、なにより温度がある。
こんな使い方、あります:
- 商品ページにレビューをのせる → 売れやすくなる
- ハッシュタグキャンペーン → 認知度がぐっと上がる
- 広告にUGCを使う → 広告感が薄くて、届きやすい
- コンテストやプレゼント企画 → 盛り上がって、投稿がふえる
ただし、勝手に使っちゃダメ。ちゃんとルール守って、リスペクトを忘れずに。
うまく使えば、コストも減るし、リアルな声も集まるし、いいことづくし。
ファンと一緒に、育っていく
SNSでただ「発信する」だけじゃなくて、
「コミュニティを育てる」っていう考え方、これからもっと大事になると思う。
みんなでつくる場。そんなイメージ。
たとえば:
- どんな場所にしたいのか、ちゃんと決める(みんなに伝える)
- いろんなタイプのコンテンツを用意してみる(動画とか、投稿とか)
- オンラインでもオフラインでも、イベントで顔を合わせる
- みんなの意見を聞いて、柔らかく変化していく
- ユーザー同士が助け合ったり、アイデアを共有したりできる空間にする
これってつまり、「企業と顧客の関係」じゃなくて、「人と人との関係」なんだよね。
みんなで育てるブランド。そういうのが、これからもっと強くなる気がしてます。
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藤村 正宏
主宰 : エクスペリエンス・マーケティング
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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