地方企業が抱える「知名度の壁」
地方に拠点を置く中小企業が採用で苦労する理由のひとつが、「知名度が低い」という点です。
地元の人にも、求職者からも、名前すら聞いたことがない企業が多いのが現実です。この知名度の低さが、採用活動の大きなハードルになっています。
なぜなら、職を探している人は有名な企業を選びたいのです。
あなたの会社が人手不足になっているのは
「知名度が低い」から
しかし、これを逆にチャンスと考えてみる。
SNSを使えば、少ないコストで効率よく企業の名前を広めることができる。
しかも、地方企業こそが地元ならではの強みをアピールしやすい環境にあります。
SNSを「採用活動の武器」として本格的に活用することです。
知名度アップを目的にSNSを活用しよう
SNSを採用活動に使う場合、まず大切なのは「知名度を上げる」こと。
知名度が上がれば、地元の求職者だけでなく、Uターン・Iターンを考えている人にもアピールしやすくなります。
しかも、中小企業でSNSを本格的に活用しているところはまだ少ないため、他社との差別化もしやすい状況です。
では、具体的にどのようにSNSを活用すればよいのでしょうか?
地方企業がSNSで知名度を上げるための3つのポイント
1.地元の魅力を発信する
地方企業には、その土地ならではの魅力があります。
美しい自然や地域の伝統文化、地元の人々の温かさなどを積極的に発信すること。
たとえば、地元の景色を背景にした社内イベントの写真や、社員が地元でおすすめする飲食店を紹介する投稿などが考えられます。
こうした投稿は地元愛を感じさせるだけでなく、他の地域からの注目を集めることもできます。
2.企業の日常をリアルに伝える
「どんな会社かよく分からない」という求職者の不安を解消するために、日常の様子を積極的に発信しましょう。
社員の仕事風景や、和やかなランチタイムの様子、社内のこだわりポイントなど、SNSを通じて企業の「リアル」を届けることが大切です。
「社員同士の関係」
「上司と部下の関係」
「経営者と社員の関係」
「日常的な会社の雰囲気」
などなど、日頃から求職者が気にしていることを、積極的に発信することです。
多くの人はそういうことが知りたいのです。
特に地方の中小企業はアットホームな雰囲気が強みになることが多いので、それをSNSで表現するのは効果的です。
3.ハッシュタグや地域コミュニティを活用する
SNSで発信する際には、地元に関連するハッシュタグを必ず付けましょう。
たとえば、#〇〇市 #〇〇町 #地方創生 などのタグを使えば、地元の人やその地域に興味を持つ人に届きやすくなります。
僕が現在北海道の釧路市でやっているSNSプロジェクトでは、ハッシュタグを決めてたくさん発信しています。
「#釧路」「#釧路グルメ」「#釧路の魅力」などなど。
また、地元のSNSコミュニティやFacebookグループ、地元情報を発信しているインフルエンサーと連携するのも効果的です。
中小企業がSNSを本格活用するメリット
SNSを活用して知名度を上げることで、地方企業にとって次のようなメリットが生まれます。
採用だけでなく、企業のブランディングにもつながる
地元での認知度が高まれば、採用活動だけでなく、ビジネス全体の信頼感も向上します。
求職者との距離が縮まる
SNSを通じて会社の雰囲気を伝えることで、求職者が「この会社で働いてみたい」と思いやすくなります。
採用範囲が広がる
SNSは地域を超えて情報を発信できるので、地元だけでなく都市部からのUターン・Iターン希望者にもリーチできます。
地方の中小企業が抱える採用の課題は、知名度の低さが原因であることが多い。
これを解決するために、SNSを活用して企業の名前や魅力を広めていくことが重要なのです。
まだ採用活動にSNSを本格的に取り入れている中小企業は少ないため、今がまさにチャンス。
地元の魅力や企業のリアルな姿を発信しながら、採用活動をしていきましょう。
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藤村 正宏

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