好きなことを仕事にするなんて、無理だと思っていませんか?
好きなことを仕事にするなんて無理!
「世の中はそんなに甘くない。」
僕たちは、子供の頃からそう教えられてきました。
仕事は厳しいもの、好きなことだけで生きていける人なんてほんの一握り…。
今でも世の中的には、そう思い込んでいる人は意外と多いのでしょうね。
僕の周りのエクスマ塾生はそういう人は少ないですけど、好きなことを仕事にするのは無理というのが一般常識かもしれません。
でもね、これだけ時代が激しく変化している今、本当にその考え方が正しいとは言えないのです。
安定と言われた公務員さえ、未来が不透明な時代。
だったら、せっかくなら“好きなこと”や“楽しいこと”を仕事に取り入れる方法を考えてみる価値があると思うのですよ。
思い込みを超えて、「好き」を力に変える方法
「好きなことを仕事にするなんて、現実的ではない」
そんな言葉を耳にするたびに思い出すのは、昨年知り合った、北海道のあるハンドメイド木工職人の話です。
その人は、観光地で木彫りの作品を売っていますが、元々は普通の会社員でした。
しかし、彼は会社の仕事に熱中する一方で、どうしても「好き」である木彫りを諦めきれなかったのです。
会社を辞めるという大きな決断はせず、まずは週末だけ木彫りを続け、ネットや地元のフリーマーケットで販売を開始。
やがてSNSに作品を投稿すると、多くの観光客が彼の作品を求めてやってくるようになり、今では観光地の人気アーティストに成長しました。
ここで大事なポイントは、「好きなことをいきなり仕事にしよう」とはせず、まずは小さな行動を積み重ねたことです。
例えば、子供の頃に憧れた夢を思い出してください。
- 小説家になりたかったのなら、1日数行でも小説を書いてみる。
- 画家になりたかったのなら、スケッチを1日1枚だけ描いてみる。
- 歌手になりたかったのなら、毎日お風呂で歌うことから始める。
好きなことに時間を使うと、「やらされ感」が消えます。
楽しさを感じながら、自然と工夫したり研究したりするようになる。
すると、続けることが苦にならず、次第に周りの人がその情熱に気づき、応援してくれるようになります。
「発信」が重要だと言われる時代ですが、本当にエネルギーを持った発信は“好き”からしか生まれません。
そのエネルギーが人を惹きつけ、やがてあなたの独自性を形作るのです。
あなたが主役の人生を生きるために
これからの時代、企業に価値があるのではなく、働いている個人に価値があります。もし今の会社が突然なくなったら、あなたは自分の力で仕事を生み出せるでしょうか?
好きなことを取り入れた新しい働き方を考えることは、未来に向けた大きな武器になります。
たとえば、レストランやカフェを経営する人が、自分の趣味である地元産の陶器を活用してオリジナルの器を作り、それをレストランの目玉にする。
それもいいかもしれません。
その器が評判になり、地元とのコラボが生まれる可能性だってある。
結婚式場の「パーソナルな体験提供」
ある結婚式場では、「どうすれば結婚式がもっと個性的になるか」を模索していました。
そこで、スタッフ一人ひとりの特技や趣味を活かす新しいサービスを考案。
たとえば、音楽好きのスタッフが結婚式のオリジナルプレイリストを作ったり、料理好きのスタッフが新郎新婦と一緒にウェディングケーキを試作するワークショップを開催。
結果として、式場は「パーソナルなサービス」がウリとなり、カップルの希望を柔軟に叶える式場として人気に。
さらに、「自分らしさ」を大切にする現代の若者の価値観ともマッチし、口コミが広がりました。
スタッフそれぞれの「好き」や「得意」を活かしたサービスが、式場の大きな独自化要素になったのです。
ギター好きの美容院オーナーが演奏付きのリラックス体験を提供
施術中に、オーナーがアコースティックギターで静かな音楽を演奏。
心地よい生演奏の音色は、リラクゼーション効果を生み出し、他の美容院では味わえない特別な時間を提供します。
「ギターの音を聴きながらカットされる体験」は、話題性も抜群でSNS映えも狙えます。
美容院の閉店後に「ギター交流イベント」や「弾き語りライブ」を開催もします。
カットやカラーの常連客を対象に、気軽に音楽を楽しむコミュニティの場を提供。
「音楽好き」というオーナーの個性が、お客様にとっての特別感や共感を生み出します。
ギターの知識や情熱を活かして、美容院を“ただ髪を切る場所”から“音楽を楽しむ空間”へと進化させれば、競合との差別化も実現します。
あなたは好きなことをするために生まれてきた
あなたは、好きなことをして楽しく生きるために生まれてきました。仕事だからこそ、もっと自由に楽しむことを大切にしてみてください。
まずは今日、小さな一歩を踏み出してみましょう。きっと、その先に新しい未来が待っています。
「楽しいことは、人を動かし、人生を変える力がある。」
そういうことです。
好きを仕事に取り入れたいと思っているのなら、エクスマを学んでください。
決断より、行動!
迷っているのはやりたい証拠です。
2/13の新春セミナーでエクスマに触れてください。
藤村 正宏
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