去年から毎月、北海道の釧路で仕事をしている。
釧路で生まれて、育ったので釧路は大好きな街です。
釧路の仕事ができるのは、本当に嬉しいこと。
釧路市が主催の事業で、釧路の経営者やビジネスパーソンを集め、SNSの活用の研修をして、釧路の魅力をもっともっと、伝えようというのが狙いのプロジェクト。
先日8回目の講座が終わりました。
釧路は北海道の中でも、衰退している街と言われている。
大きな企業は撤退し、人口も減少しています。
そんな雰囲気が漂っている感じもする。
でもね、この講座に参加している企業の皆さんは、とても元気に見えます。
常識に縛られていると、自由の芽を自ら摘み、大きなチャンスを逃すことになります。例えば、「東京でなければ仕事がない」と思い込んでいる人もいますが、それは今の時代にはそぐわない考え方です。
一人が一つの職業を持つという20世紀的な発想は、現代には合いません。
今はスマホで365日ネットにつながり、Wi-Fiが至る所に整備されている環境があります。
また、個人が自由に発信できるSNSやブログを活用すれば、様々な仕事を手掛けることが可能です。
こうした時代背景を活かせば、多くの仕事が「場所」に縛られることなく可能になります。東京でも、地方の過疎地でも、同じ環境で仕事をすることができるのです。
一流大学を出て東京の一流大企業で競争しながら働くよりも、生活コストが安い地方で家族と過ごしながらゆとりのある働き方を選ぶ人が増えているのも事実。
たとえば、手作りのアクセサリーをSNSやブログで販売しながら、Twitterの使い方をマンツーマンで指導したり、自分で育てた野菜を売ったり農業の手伝いをしたりと、複数の仕事を掛け持ちして月収30万円を得ている人もいます。
僕の釧路の講座に参加している人で、釧路に移住し、民泊の施設を始めた人もいる。
家賃などの生活費が安い地域なら、それだけで豊かな暮らしを実現できます。
実際、北海道の塾生さんで、Web会社やシステム会社の社長をしている方が、僕のセミナー後にSNSにこう投稿してくれました。
常識を捨てる。何度も藤村先生のお話を聞いていますが、今日改めて思ったことがひとつ。
「東京に行かなきゃ仕事はない」というWeb会社やシステム会社の常識から離れようと思ったんです。
東京の仕事をしないという意味ではなく、「東京がよくて北海道に仕事がない」と決めつけるのが違うなって思いました。
北海道にいて、まず何ができるか行動することが大事ですよね。楽しいです!
たくさんの人とつながることで、自分の好きなことを仕事にできる時代です。
だからこそ、常識にとらわれず行動することで選択肢を広げ、自由で豊かなライフスタイルを実現できるのです。
藤村 正宏
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