劇団藤組の公演が終了
演劇は仕事に絶対的に役立つ!
そんな信念でやっている「劇団藤村組」の公演が1週間前、先週の日曜日に終わりました。
上野歓楽街演劇市に公式参加した
『汚れちまった悲しみ』
観に来てくれたみなさん、ありがとうございます。
とてもいい感想をいただいています。
「甘く見てました、役者が全員、経営者やビジネスパーソンだと聞いていて、素人の演劇だと思ってきたけど、マジみんな本物の役者みたいだった」
「たった半年でこの完成度、みんな素人とは思えません。声もよく通り、うまかった」
「照明、音響、そして香りがはまってましたー」
「会場のスケール感を活かして観客全員が同じ五感を共有。演出の妙ですね」
「オリジナル脚本のラストは「朝日のような」オマージュでしょうか。照明も群唱もカッコいい。あの群唱の完成系にいたるまでどれだけのお稽古を積まれたのか。胸アツです。」
演劇ライターの方、能楽の師範、劇団を主宰している人、演劇をたくさん観劇している人、出版社の編集者の方、などなど、演劇に近い人たちが評価してくれたのは、僕にとってすごく嬉しいことでした。
ボクにとって、劇団藤村組はとても特別なプログラムです。
遊びだから。
仕事を遊びの領域まで「昇華」できたら成功
今の時代、それが成功するための道なんだろうなと思います。
僕にとって芝居を創るのは遊びのようなもの。
これで利益が上がるとか、儲かるとかはありません。
逆に持ち出しの方が多いくらいです。
お金をかけて必死に遊んでいるイメージです。
芝居を創るって一言で言いましたが、それはものすごく時間とエネルギーを使います。
その間は、本業のマーケティングの仕事ができないし、頭も加熱するほど使う。
何日もかかって台本を作ったり、劇的な演出を考えたり、たくさん勉強したりもする。
どうしてそんなに熱量を持って遊べるのか。
それは、
芝居を作っていると、楽しいから。
めちゃくちゃワクワクするし、経営者が役者に育っていく過程は、すごく面白い。仕事を遊びの領域まで昇華できたらそれがビジネス的な成功なんだと思う。
「昇華」とは、物事が一段上の状態に高められること。
遊びというのは、高度なものです。
知性がなければ遊べません。
遊びには損得勘定や目的はない。
そのプロセスに価値がある。
無我夢中でやる。
それが結果的に、個性的になり、仕事の成果につながり、ビジネスでも成功する。
そう思います。
遊びのような仕事をすることが、結果的に売上や利益を増やしたり、楽しい仕事になったり、成果が出るということをセミナーでもよく話しています。
これからの時代は、多くの仕事がAIやロボット、コンピューターがやってくれます。
どんどん人間は仕事をしなくても、豊かに過ごせるようになる。
そうなったら、仕事でもプライベートでも、人間しかできないことをすることしかないのです。
そんな近い将来、あなたのビジネスが圧倒的な価値を持つためには、今から、ビジネスには直接的には関係ないことをすることが大事です。
あなたの仕事を「遊び」のレベルまでヴァージョンアップしましょう。
きっと今までにない世界が待っています。
藤村 正宏
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