企業が目指す「集客」の基本
どうしてエクスマではSNSのビジネス活用を勧めているのか?
欲しいな、必要だ、と思った時に、人が思い出すのは企業の広告じゃない。
たとえば、友達と一緒にカフェで話しているときに、友達が「最近、面白い韓国ドラマ見つけたんだよね!」と話す場面を想像してみて。
これだと、友達の言葉は広告よりもずっと信頼できる。
実際に僕はそうしている。
仕事がひと段落して、時間ができ、なんか面白い映画やドラマを観たいな、って思ったら。
エクスマスタッフの平松くん(ニックネームは「まちゃ」)にメッセンジャーで聞く。
「まちゃ、最近面白い韓国ドラマ見た?」
すると韓国ドラマの通の平松くんが
「Netflixで配信してますが、頭脳戦なのでスコット(僕のニックネーム)好きだと思います。面白くて現在5話に突入しました〜」
と返事が来た。
『旋風』というドラマの画像とともに。
そして続けて
「これも一気見するほど面白かったです」
これも『軍検事ドーベルマン』と言うドラマの画像も一緒に。
彼は僕の好みを知っているし、どんなストリーミングを使っているのかも把握している。
実際に僕はまちゃの情報で『旋風』も『軍検事ドーベルマン』も観た。
購買するときに頼りにするのは、家族や友達がリアルな場で言った言葉だったり、SNS投稿だったり、同じ趣味を持つフォロワー同士の会話だったりするんだよね。
例えば、誰かが北海道旅行に行こうと思ったときに、最初に「あのホテルに泊まりたい」って思い出してもらうことが大事ってこと。
そのために、SNSを活用することがとても効果がある。
旅行の口コミサイトやSNSで「このホテルの朝食が最高だった!」といった投稿を見たとき、そのリアルな体験談が、次に旅行を計画するときの参考になることが多いってこと。
これが、企業が目指すべき「集客」の基本です。
お客様になりそうな人たちが、何かを欲しいと思ったときに思い出してもらえる存在になることが大切だということ。
また、新しいレストランを探しているとき、テレビのCMよりも、食べ物ブログやSNSで話題になっている投稿に注目する人が多い。
それは、広告みたいに一方的に情報を押し付けられるのではなく、実際に行った人たちのリアルな感想が載っているから。
「あのブログで紹介されていたパスタが美味しそうだったから、今度行ってみようかな」
と思うのは、そのブログを書いた人の感想や写真が、広告以上に信頼できると感じるからです。
子供の育て方に悩んでいる親が育児用品を探しているとしましょう。
テレビや雑誌でたくさんの広告を見るよりも、SNSで他の親たちが「このベビーカー、本当に便利で助かってる!」と言っている投稿を見た方が、「このベビーカー買おうかな」と思うかもしれない。
それは、同じような経験をしている人たちの意見や体験談が、広告よりもはるかに信頼できるからです。
だからこそ、必要だと感じたときに思い出してもらうためには、広告みたいな表面的なものじゃなくて、大切な人とのコミュニケーションを通じた深い関わりが重要なんです。
広告で「この商品は素晴らしい!」とアピールするだけではなく、実際にその商品を使った人たちのリアルな声を集めたり、シェアしたりすることが求められています。
結局のところ、ユーザーが信頼できる情報源は、家族や友達、信頼できるSNSの人、そして同じ趣味を持つ人たちとのつながりってこと。
だから、企業としては、単に広告を打つだけではなく、ユーザーとの信頼関係を築くためのコミュニケーションすることが必要なんです。
これが、現代のマーケティングにおいて成功するための鍵だと言ってもいい。
そのためにSNSを活用することなのです。
エクスマでは2013年以降、10年以上しつこく伝えている本質はここにあるんです。
藤村 正宏
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