コーヒーという商品に価値はない
「コモディティ化」って知っています?⠀
商品も店も、消費者にとって、選択肢は無数にある。⠀
そんな時代です。⠀
みんな同じようにいい商品、いい店です。⠀
「コモディティ化」が激しく進んでいる。
⠀
たとえば、コンビニのコーヒー。⠀
セブンイレブンのコーヒーが好きだとします。⠀ ⠀
出張中、ホテルのすぐ隣にあったコンビニはファミマ。⠀
あなたはホテルの部屋でコーヒーを飲みたい。⠀
セブンイレブンはホテルから500メートル離れたところにある。⠀ ⠀
わざわざセブンイレブンに行きますか?⠀
多くの人は「今日はファミマのコーヒーでいいや」ということになる。⠀ ⠀
なぜなら、コーヒーという商品にあまり差がないから。⠀
代換が可能だから。
以前出張のときに3泊した、大阪のホテルでボクが実際に体験したことです。⠀
これが簡単に言うと「コモディティ化」です。
スタバのコーヒーとコンビニのコーヒーの差もないですよ。
「コーヒー」という商品に差はなくなってきている。
だからスタバはコーヒーを売っている店じゃないということです。
何が違うことを提供していますよね。
何を提供しているのでしょう?
それを考えてみてください。
Z世代の購買のきっかけ
そんな世の中で、選ばれるために、買ってもらうためには何が重要なのか?⠀
それの答えが「関係性」です。⠀ ⠀
「つながりの経済」になった。⠀ ⠀
あなたの会社や商品を選んでもらう理由、それは「関係性」なんです。⠀
「関係性」がキーワードになってきます。⠀
人間は同じものを買うのなら、関係性の深いほうで買います。⠀ ⠀
同じものを買うのなら、より関係性がある人から買うのです。
特にZ世代と言われている、若い世代は消費する時に誰の意見を聞いて消費するか?
そういうアンケートの1位になったのは。⠀
「両親、友人、個人的つながり」
日用品やファッションや雑貨などは友人の意見。
高額な商品、保険や家などは両親の意見。
今の若い世代は「つながり」で消費しているのです。
そして、SNSが普及したおかげで、今の時代「関係性」がつくりやすくなっています。⠀ ⠀
どこから買うかではなく、誰から買うかが大事な時代。⠀
⠀
Facebook、Twitter、Instagram、TikTokなどのSNSの登場は、世の中を変えました。⠀
SNSをやっていて、本当に実感します。
以前のやり方は効果がなくなってきている。
あなたのマーケティングシナリオに、SNSをどう組み込むかが重要になっているのです。
もうリアルだとか、ネットだとか言っているレベルではないってこと。
⠀
今の時代、SNSで関係性を築くことが大事だと思う。⠀
なんどでも言うように「つながりの経済」になっています。⠀ ⠀
SNSはマーケティングを変えます。⠀
というか、もう変わっています。⠀
もしあなたがSNSを続けて発信していたら、それは実感できますよね。⠀
SNSからの人の縁で新たな人とつながることができたとか、仕事になったとか、商品が売れたとか、信頼されて売上があがったとか。⠀
Facebook、Twitter、Instagram、TikTok・・・⠀
お客さまと関係性を深めたいと思っているのなら、SNSを使うほうがいい。⠀
だからSNSにハマり、使い倒して、コミュニケーションしてみましょう。⠀ ⠀
SNSの普及で、人の関係性がどう変わっていくのか。⠀
社会や経済がどう変わっていくのか。⠀
⠀ ⠀
面白い時代だなって、心底思うのです。
藤村 正宏
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