インスタグラムのビジネス活用 / ハッシュタグをたくさんつけるより大切なこととは?

今一番熱いSNSはインスタグラムかも

FacebookやInstagramを展開している会社「Meta」が新しいSNSを発表しました。
「Threads」スレッズ
わずか5日間で、登録者1億人を超え話題になっています。
インスタグラムのアカウントを持っていなければ登録できないSNSです。
Twitterの内部がゴタゴタしているうちに、Twitterに似た文字中心のSNSを発表してきたわけです。
インスタグラムはマーケティング的にも使えるし、ここのところ勢いもあるから、面白いですよね。
僕も昨年の秋から8ヶ月くらい、インスタグラムを真剣に運用して、勉強し、試行錯誤し、実験を繰り返してわかったことがたくさんあります。

少しずつフォロワーさんが増え、3月の終わりくらいに5000人くらいになり、6月8日に1万人を超えました。
(フォローしてくれた皆さん、ありがとうございます)

本当にSNSが進化して普及している時代に、ビジネスに使わないというのは、売上が上がらなくてもいいと言っているようなものだと思う。
こんないいツールがあるのに、使わないなんて信じられないくらいです。
せっかく無料で使えるのですから、上手に活用してSNSから売上を上げたいですよね。

今やSNSはほとんどの人が使っていると言ってもいいメディアです。

総務省の調査、2022年の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」によるこんな結果が出ている。

「LINE」92.5%
「Instagram」(48.5%)
「Twitter」(46.2%)
「TikTok」(25.1%)
「Facebook」(32.6%)

全世代で調査した結果がこんな感じです。
人々がLINE以外で一番使っているSNSプラットフォームがインスタグラムなのです。
(LINEはどちらかというと身近な人とのメッセージアプリとして使われているので会社との関係性を作るのは難しい)

これが今のZ世代(25歳以下の世代)になるともっと顕著になってくる。

CNET Japanの特集
「スマートフォンネイティブが見ている世界」の記事によると

やり取りはインスタ、情報検索はSNSで–スマホ・SNSネイティブ世代の大学生たち

「LINE」99.4%
「Instagram」(95.0%)
「YouTube」(91.3%)
「Twitter」(83.1%)
「TikTok」(57.5%)
「Facebook」(5.6%)

若い世代はコミュニケーション手段もSNSです。
コミュニケーション手段

「LINE」(95.6%)
「InstagramのDM」(89.4%)
「会って話す」(56.3%)
「通話」(43.1%)
「Twitter」(28.8%)
「ビデオ通話」(13.1%)
「Instagramのその他機能」(11.9%)
「ゲーム」(10.6%)
「Discord」(10.0%)
「その他SNS」(5.6%)

今、僕たちはそういう消費者を相手にビジネスをしているってことです。
この傾向はこれからますます進んでいくでしょう。

そんな中、企業はSNSをマーケティングの中で活用しなかったら、未来はかなり暗くなりますよね。

特にインスタグラム
人々が一番使っているSNS(特にZ世代はほぼ全員と言ってもいいくらい)ですから、インスタグラムを活用しないと、あなたの会社が消えていくかもしれない。

「うちはしっかりとインスタグラムを活用しているよ」
そう思っている人もいるかもしれません。
でもね・・・
「本当に活用してる?」日頃様々な企業や個人事業主のアカウントを見ていると、そう言いたくなるアカウントばかりです。
「いいコンテンツを継続的に投稿していたら、いつか結果が出るだろう」と思っていたら、それは大きな間違いです。

ハッシュタグを30個もつけるとアカウントが壊れる

たとえば一昔前のインスタでは

「ハッシュタグが30個つけられるのだから、流入を期待して関係ないタグもたくさんつける」
そんなことが言われていました。
今、そんなことやっていたら、ペナルティをくらい、あなたのアカウントが何をやっても伸びなくなります。
アカウントが壊れてしまいます。

2021年9月にインスタグラムが公式に発表しています。
「ハッシュタグは3個から5個くらいが望ましい」

投稿と関係ないハッシュタグをつけているとおすすめされなくなるのです。
ユーザーのホーム画面にも、発見タブにも載らないってこと。

インスタグラムのハッシュタグの役割は2つあるのです。

1:ハッシュタグからの流入
2:アルゴリズムにあなたのジャンルを理解してもらう

インスタの # 4つの基本

1:ジャンル統一
投稿内容アカウントのコンセプト合っているのかが重要

2:ハッシュタグは3〜5個が望ましい
Instagram公式発表2021年9月

3:投稿内容に関係ないタグは使わない
アルゴリズムにマイナス

4:どういうアカウントなのか理解されやすいタグを選ぶ

また少し前まで言われていたことで
「リール動画は視聴完了率が大切だから、短ければ短いほど、バズる」
そういうことも言われていました。
これも大きな間違いです。
「視聴完了率」よりも「平均視聴時間」を重要視しています。
だから、逆に長い動画の方がいい場合もあるのです。

どうしたら、フォロワーが増えるのか?
どうしたら、たくさんの人たちにオススメに載るのか?
インスタグラムの仕組みを理解しなければ何をやっても無駄になってしまう。

それどころか、知らず知らずのうちに、インスタグラムに嫌われるようなことをやって(前述のハッシュタグのことか)アカウントが終わりになってしまうことも起きます。
そうなると何をやっても、永遠に伸びないのです。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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