デタラメにはエネルギーがある
デタラメなことをやろう!
デタラメには世の中の常識に抗う(あらがう)エネルギーがあふれているから。
「でたらめをやってごらん」
これは稀代の芸術家岡本太郎が言った言葉です。
芸術は爆発だ!って言った人ね。
あと大阪にある「太陽の塔」を作った人って言った方がわかりやすいかな。
この人の考え方好きなんです。
「でたらめをやってごらん。口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない。」
すごいですよね。今から50年以上も前にこんなこと言っていた。
他にも・・・
岡本太郎は数々の痺れる言葉を言っています
「今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを越えた決意の凄みを見せてやるというつもりでやればいいんだ」
「怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ」
「猛烈に自分を強くし、鋭くし、責任をとって問題を進めていく以外にない。」
「挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが
挑戦を避けたままオリてしまったやつには新しい人生などはない」
「自分が何をやりたいか、何を伝えたいかが分かっていたら、技術は後からついてくる」
「手なれたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。」
「自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ。」
「流行なんて、文字どおり流れていく。」
「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。」
僕と似ていることも言ってる。
だから価値観が合うんだな。
今の時代の雰囲気にも合っているしね。
NHKのEテレにはぶっ飛んだ!
岡本太郎の思考をコンセプトに作られた
NHKの番組〈TAROMAN〉(タローマン)。
1970年代に当時の教育テレビ、今のE-テレで放送されていた。
N H Kもある意味、ぶっ飛んでるよね。
主役は〈TAROMAN〉(タローマン)。
正義の味方ではなく、シュールででたらめなやりとりで奇獣と戦う。
岡本太郎のイズムを体現した巨大ヒーロー「タローマン」が変てこりんな怪獣と戦う1話あたり約5分の特撮ドラマ。
対峙する奇獣たちは、〈疾走する眼〉〈駄々っ子〉など太郎の作品を造形化。
70年代の巨大特撮モノのオマージュがふんだんに盛り込まれている。
岡本太郎の思考を強く受け継いでいて、やることなすこと全てが常に奇抜かつ予測不能すなわち“デタラメ”な存在。
ビルや道路の上で変な踊りをしたり
給水タンクの水を勝手にがぶ飲みしたりと
基本的に地球人の都合は考えちゃいない
特に正義感を持ち合わせているわけでもない
でもね、
「マンネリ」
「模倣」
「気軽な趣味のようなお遊び」
「皆に好かれること」
「自分自身で何もしないこと」
という、芸術を停滞させる考え方は大嫌いで明確に否定をする。
ストイックな巨人、タローマン。
はちゃめちゃで、ものすごくシュール!
今は本当に激変の時代でしょ。
不安で、重苦しい時代。
解像度がどんどん悪くなる時代。
こういう状況の時には、今までの価値観に固執するのではなく、思いっきて、新しい思考になること。
そして行動することが大事。
そのために岡本太郎の言葉は勇気を与えてくれる
変化する時代に抗うことなく、その波に面白がって乗ること。
これが一番大切なことだと思う。
<タローマンのYouTube>
(埋め込みできない設定だから、リンクを)
藤村 正宏
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