日本の技術力ってやっぱりすごいな
2023年はさまざまな世界的な課題を解決する技術や人々の生活を豊かにする技術が注目されるだろうなって思っていたら、パナソニックの再生可能エネルギー技術のニュースをやっていました。
米 最新技術の見本市「CES」開幕 水素発電に注目
<Yahoo!NEWS>
世界最大級の最新技術の見本市・CESが、アメリカ・ラスベガスで開幕したんですけど、そこに出展しているパナソニックのブースにたくさんの人が集まっている。
パナソニックが滋賀県の草津でやっている「水素発電技術」の展示。
太陽光の力で水素と酸素を化学反応させ、エネルギーを作りだし、100%再生可能エネルギーで大きな工場を稼働させている。
このシステムに世界で初めて成功させたんです。
ロシアのウクライナ侵攻による原油高を背景に、ヨーロッパや中国では水素発電技術に注目。
今後技術競争が激化していくことでしょう。
<パナソニックの水素発電 詳しく知りたい方はこの記事を>
パナソニック、水素と太陽光だけで工場の電力まかなう挑戦
このニュースは明るい気持ちになりますね。
そして日本の技術ってすごいなって改めて思った。
世界中の人々を救い、豊かにしてくれる技術を開発している。
他にもまだ完成はしていないエネルギー関係の技術があり、期待したいところです。
日本だけがLNG不足になっていない
世界は今、エネルギー危機の時代に入っています。
世界中で原油が高くなっているし、LNG(液化天然ガス)の争奪戦が始まっている。
そんな中、日本だけが、LNGの不足や価格の異常な高騰には直面していないという記事がウォールストリートジャーナルに出ていました。
その理由は液化天然ガス輸入の長期契約をしているから。
日本は主要な取引相手と10年以上の契約を結んでおりそのことが世界最大の買い手である日本に大きな恩恵をもたらしてくれているとのこと。
日本はアメリカやオーストラリアマレーシアなど様々な国とLNGの長期契約を結ぶことでリスクヘッジを行っているわけです。
短期間の契約は価格や輸入量などを柔軟に調整できるというのがメリットですが、現在のような環境になると異常に価格が高くなったり、手に入れることそのものが難しくなったりするわけです。
長期契約する最大のメリットは長期に安定的なLNG調達が可能になるということ。
エネルギーを輸入に頼っている日本は、LNGや原油の輸入が止まったら、大パニックになるわけですから、長期契約をして、とりあえず確保することが大事なんですね。
僕たちの知らないところで、そんな工夫もしてくれているわけです。
それにしても、エネルギー自給率を上げることが大事なことだと思う。
前述の水素発電が日本中に普及すると、かなり自給率が上がりますよね。
エネルギー関係の新しい技術発展に期待です。
藤村 正宏
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