些末なものを排除して、単純に考えると、真理が見えてくると思うんです。
温泉で合宿の研修していて、考えていたことを書きました。
見えない存在になると危険
昨日は、大阪産業創造館が主催する「エクスマ道場」という、合宿セミナー一日目でした。
滋賀県の琵琶湖の温泉旅館。
今日は二日目。
どうしてわざわざ、大阪の人を集めて滋賀県の温泉旅館で合宿をしなければならないのか。
そうですよね。
大阪だって、研修できるホテル、たくさんあります。
でも、基本的にボクの合宿研修は、温泉旅館でやります。
その理由はボクが「温泉、好きだから」。
実にシンプルな理由です。
さらにいいのは、合法的に、温泉旅館の宿泊費が必要な経費になります。
ボクも楽しいし、参加者も楽しい。
美味しい料理もあるし、近くに自然がたくさんあるいい環境だし。
忙しい経営者やビジネスパーソンが、研修で温泉に浸れる。
のんびり、リラックスできる。
いつもとは違う環境で、自分のビジネスを見てみると、いろいろな気づきがあります。
リラックスした環境のほうが、創造力という価値のある力が発揮されるし、細かいことは考えず、思考が大きくなる。
そうすると、何が真理で何をするといいかがわかってくる。
会議室で会議をしている時より、遊んでいる時のほうが、脳がさらに働いて、気持ちも解放され、アイデアが出てくる。
そうすると、会社や個人の「独自の価値」を見つけたり、改めて気づいたりするのです。
成功している企業は、ライバルと比べると、独自の要素が必ずあります。
独自の価値のある商品やサービス、個性的なプロモーション、独特の意思決定、他がやらないような採用条件、創造性をひきだす会議のしかた、などなど。
常識にとらわれない、独自の価値です。
それがなければ、今の時代、存在しているのに「見えない存在」になってしまう危険性がある。
情熱を失わず、精力的に打ち込み続けるために
でもね、温泉で研修をやる一番の理由は「温泉旅館で合宿研修したら楽しい」っていう、単純な理由。
そういう動機って、大切だと思う。
ボクたちはビジネスする過程で、意思決定をする機会がたくさんあります。
どう判断するか迷うこともあるでしょう。
そんな時に、自分なりの選択基準を持っていると、迷わなくなる。
その選択基準の決め方で、ビジネスはちがうカタチになります。
今の時代、その選択基準は
「迷ったら、どっちが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで選ぶ」
ということ。
これは、ある意味「真理」だと思う。
できるだけ楽しくなる方を選んだり、楽しくなる方向に考えていく。
仕事に楽しいという概念を入れてみると、やりがいが出てきます。
そのほうが、情熱を失わす、精力的に打ち込み続けることができる。
合宿研修をする場を決めるときに、都会のビジネスホテルより、自然が多い温泉旅館に決めたのは、そういうこと。
「遊びのような仕事、仕事のような遊び」
これがこれからの主流になっていく。
ビジネスの世界観を変える時期なんです。
藤村 正宏
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