企画書の本が改訂で出版された
コロナウイルスの騒動で、すっかり忘れていたのですが、ボクの本が改訂版で出版されました。
2020年4月24日です。
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誰も教えてくれなかった超テクニック!
『改訂新版 企画書 つくり方、見せ方の技術』<あさ出版>
企画書とは”ラブレター”
企画書の”常識”を超えたロングセラー
ルールを捨てよう!愛を書こう!
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表紙にはこんな文章が書かれています。
確かに嘘ではありません。
本当に信じられないくらいのロングセラーになっていて、これで3回目の改訂版です。
最初に出版されたのが、2002年だから、もう18年前です。
著者としてはとても嬉しいことです。
今読み返すと、新しい発見があります。
当時はSNSはなかったし、ブログもやっている人はほとんどいなかった。
でもこれは企画書の本ですけど、ブログやSNSの文章、スピーチ、恋愛の告白、子育て、あるいは大袈裟に言うと、豊かな人生を送るための参考にもなる。
考えてみると企画書っていうのは、企画を実現してもらうために「伝える」ツールです。
相手に伝えるためのスキルアップの本です。
だから、企画書だけでなく、伝える場面、あらゆるところで応用できるのです。
<既に読んだ方は内容的には若干の変更なので読む必要はないかも>
2002年当時の「はじめに」
<はじめに>
企画書なんて書けないと思っていませんか?
企画書を書くのは難しいと思っていませんか?
企画書を書くのは面倒だと思っていませんか?
企画書だと思うから書けないのですよ。
企画書を書いたことにない人や、なかなか企画書を書けない人でも、
「サンタさんへの手紙」
なら書けるでしょ。あはっ(^^)
子供の頃、サンタさんに手紙を書いたことありますか?
きっと一度や二度はあるでしょう。
恥ずかしながら、私は小学校5年生まで、毎年書いていました。<笑>
クリスマス・イブの夜、サンタさんがやってきて、子供たちがよろこぶプレゼントを枕元に置いていってくれる。
いいですよね。
なつかしい。
ボクが子供の頃、母がよく言っていました。
「サンタさんからどういうプレゼントをもらいたいのか、ちゃんとお手紙を書くのよ」
「何を、何故欲しいのかをちゃんと言わなければ、あなたが欲しいモノをプレゼントしてもらえないでしょ」
ボクは母が言うとおり、具体的に書きました。
一番はじめにサンタさんに手紙を書いたのは、たぶん幼稚園の時でした。
スキーがプレゼントでした。
そのスキーが欲しくて、どんな色でどういう長さのスキーなのか、絵を描いて、細かく希望を出したのです。
また何故スキーが欲しいのかも、書きました。
「おとなりのまゆみちゃんといっしょにあそびたいんですけど、いまのスキーはすぐにながぐつからはずれちゃうので、ながぐつがはずれないスキーがほしいのです。おねがいします」
ワクワクした気持ちでクリスマス・イブの夜寝床につきました。
クリスマスの朝、飛び起きて、枕元を見ると、そこには紺色のカッコイイ子供用のスキーがありました。
今でも、その朝のことはリアルに覚えています。
息が白くなるくらい寒い朝でした。
両親はまだ眠っていました。
本当にサンタクロースが来てくれたっていうこと、そのサンタさんが、自分の手紙に書いたプレゼントをもってきてくれたってことに、とっても感動していたんだと思います。
今も覚えているっていうことは、よほど嬉しかったのでしょうね。
それ以来、秘密が秘密でなくなる日まで、手紙を書いたのです。
そうなのです。
これと同じなのです。
企画書はサンタさんの手紙と同じです。
自分の思いを伝えるモノなのです。
だから誰だって書けます。
伝えたい思いを持っていて、ちょっとしたコツさえ覚えれば、誰でも簡単に、説得力のある企画書が書けるようになるのです。
あまり固く考えないで、肩の力を抜いてやりましょう。
ようこそ! エクスペリエンス・マーケティング的企画書の世界へ!
苦手意識が克服できる
企画書を作るテクニックだけじゃなく、企画力のつけ方、アイデアの発想の仕方、アイデアが煮詰まったときにボクがどんなことをするのか、などなど、けっこう読み応えがあって、面白かった。
何よりも「こう考えたら、カンタンにできるじゃん」って思うくらい、シンプルに解説しています。
だから、伝える行為に苦手意識を持っている方も、カンタンに書けるようになるはずです。
今でも十分に通用することがたくさん書いてあります。
面白いなって思った内容は、またこのブログでも紹介しますね。
まだこの本を読んだことのない方。
ブログの文章が書けない方。
伝えるのが苦手だと思い込んでいる方
アイデアの発想は難しいと思っている方
ぜひ読んでみてください。<Amazonのサイト>
<音声ではこの本を作った時の裏話を伝えています>
藤村 正宏
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