<音声でも聞けます 約 6分>
演劇の可能性を感じた「オンラインノミ」
新型コロナの影響で、音楽や演劇などの生のLiveはことごとく中止になっています。
もちろん、ボクの仕事でも、セミナー、エクスマ塾、講演、全て中止です。
Zoomを使ってセミナーをやっている、エクスマのお弟子さんたちもいます。
ボクもオンラインの様々なコンテンツや商品を考えています。
先日、ある劇団の公演を見ました。
Zoom劇場「オンラインノミ」
もちろんリアルのライブではなく、オンライン上の公演です。
急遽この名前にしたのだと思うんですけど。
4人の女優さんと1人の男優が演じる、Zoomの飲み会を、ボクたち観客が見ている。
設定は自宅に閉じ込められた大学生が、サークル仲間たちとオンライン飲み会をしているうちに、秘密が露呈して、ドロドロの恋愛劇になっていくというシナリオです。
他人のプライベートを覗き見しているような、実に奇妙な感覚。
今、出演者が演じているというリアルタイム感は、演劇と同じです。
いつも使っているPCで、慣れているおなじみのZoomの画面で見るわけですから、なんだか出演者たちが自分の知り合いのような錯覚も覚える。
演劇の可能性を感じた、面白い試みでした。
それが終わったばかりなのに、次作も公演しています。
すごいエネルギーだな。
若いっていいな・・・などとおじさんくさいことを言ってみる。
<興味のある方はここから見てね>
https://match-ing.jp/onlinenomi/
限られた条件下で発想した方が面白いものができる
面白いものや画期的なアイデアは、決められた条件があって発想した方が生まれやすいんです。
エクスマ塾などではよく言っているのですが
規制がある方が「創造力」が発揮できるっていうこと。
「自由に考えなさい」っていうと、面白いものが生まれない。
画期的なアイデアや素晴らしい発明というのは、限られた条件下で発想するから生まれてくる。
これは商品開発、新規事業、などのビジネスにも応用できるし、子供の教育にも応用できる。
今回のコロナ自粛での「条件」はかなりの制約があります。
大きな制約がある中で、どれだけのアイデアを出せるのか?
たとえばこの劇団の主宰者が与えられた条件は
「1週間、人にあわずに舞台はできるのか!?」
ということ。
その条件下で演劇を創り出したわけです。
1週間で人に会わず、本をつくり、キャストをあつめ、稽古をし生の舞台をつくることを決意、実行した。
それで演劇の可能性を広げた作品ができたわけです。
すごい創造性だと思う。
発想するときには、自分に条件を与えてみることが大事なのです。
その条件をクリアするために、あなたの眠っていた「創造力」が動き出すのですから。
今回のコロナウイルス禍で、みんな色々なアイデアを出して、新しいビジネスをやったり、家での過ごし方を工夫したりしている。
全ての人の「創造力」が開花している時代と言ってもいいかもしれない。
藤村 正宏
最新記事 by 藤村 正宏 (全て見る)
- UGC(SNS上でのクチコミ)を発生させるために重要な3つの視点とは? - 2024年11月11日
- 混沌とした時代だからこそ 問い直すこと - 2024年11月6日
- 【11/13(水) 募集中】あなたのSNS活用をアドバイスします リアル開催 エクスマトークセッション SNSの現在地と「超・個人の時代」のSNSビジネス活用 - 2024年10月29日