奴隷になると成功しない｜「こうあるべき」という世間一般の価値観を盲信しないこと

Z世代の憂鬱「自信喪失」

Z世代って知っています？
最近のエクスマセミナーに来ている人はわかっていると思うけど、1995年から2010年生まれの世代がそう呼ばれています。
Z世代はデジタルネイティブではなく、ソーシャルネイティブ。物心ついた時から、SNSが当たり前にあった世代です。
情報の発信や受信は自由で透明性があり、SNSでの関係性の作り方も上の世代とちょっと違っていたり、価値観の違いもある。
そんな世代がこれから消費の中心になることを予想して、彼らの心をいかにつかむかを、企業は模索している段階です。

そんなZ世代の人たちにけっこう多いのが、「自信喪失」なんです。
SNSを日常的に使っていると、同じ年代で、自分よりすごい人間が見えるから自信喪失してしまう。
早くから活躍している人、注目されている人、成功している人、セレブな生活をしている人、楽しそうな人。
そんな投稿が流れてくるから、自分の現状と比較して、自信喪失につながっているのです。
他人のことなんて気にしなくてもいいのにな、って思うのですけど、まだまだ精神的に未熟なところがあるのか、そうも言ってられないんでしょうね。
物心ついた時からSNSがある人たちも、けっこう大変だなって思うのです。

無意識のうちに他人の奴隷になっていないか？

でもね、これはSNSを日常的に使っているボクたちにも言えることなのです。

SNSの発信やコミュニケーションを見ていると、成功する人と成功するのがなかなか難しい人って、なんとなくわかります。
仕合わせになれる人と、そうでない人もわかります。

たとえばある人のTwitterでも、インスタのストリーズでも、Facebookでも、続けてみていると、この人が成功するのはとても難しいだろうなって思うことがたくさんある。
SNSっていうのは本当に怖いもので、その人が無意識でやっていることが現れます。
ということは、自然にその人の価値観や人柄が伝わるっていうこと。

成功するのが難しい人のSNSの特徴は、「人の目を気にしすぎている」ということ。
誰かにいいねをしてもらいたいために
誰かに認めてもらいたいために
誰かに好感を持ってもらいたいために
SNSで発信して交流している。

それじゃ奴隷の状態です。
特に社長などの経営者、会社を率い、リーダーとして前に進まなければならないのに、誰かの奴隷状態になっている人を見かけます。
そんなのは尊敬なんてされないし、成功なんてできるわけないのです。

それが無意識だったら、もっと恐ろしいことです。
無意識の行動や言葉が人の現実を作り出しているのですから。