ロイヤルホストの公式アカウントから返信が来た
つながりの経済の特徴の一つに、大きな企業でも消費者と直接つながることができる。というのがあります。
SNS活用をしている企業は、SNS上で自社がどう語られているのか、サーチしています。
そして、必要な場合はすぐにレスポンスするようにしている企業が多い。
ダイレクトに個人とつながっているのです。
もう3年くらい前になりますが、ファミレスチェーンの「ロイヤルホスト」の業績がよくなったという、ウェブニュースをTwitterでシェアしました。
やっぱり、安売りするなですよ。我慢して価値を創ろう。/“おいしさ”追求でロイヤルホストが復活 脱・低価格路線で客単価は過去最高へ | 企業 – 東洋経済オンライン http://t.co/zVG1FejxFF @Toyokeizaiさんから
— 藤村正宏 (@exmascott) 2013年4月18日
そのツィートの後に、ジャワカレーとオニオングラタンスープが好きだってまたツィートしたんです。
ロイヤルホスト、昔から応援している。 昔から変わらないジャワカレーやオニオングラタンスープが好きだな。
— 藤村正宏 (@exmascott) 2013年4月18日
そうしたら、ロイヤルホストの公式アカウントから、返信が来たのです。 「ありがとうございます^^」 って。(現在は公式アカウントがお休み中です)
@exmascott ありがとうございます^^
— ロイヤルホスト公式アカウント (@Royal_Host) 2013年4月19日
なんだかうれしくなりませんか?
大きな企業なのに、一消費者のツィートを見ていてくれて反応してくれた。
もともと好きなレストランチェーンなので、似たようなファミレスがあってもロイヤルに行きますけど、こういうことがあると、よりファンになりますよね。
消費者の声も直接聞くことができる
KUREHA(クレハ)さんという会社があります。
みなさんもよくご存知の「クレラップ」を作っているメーカーさんです。
この会社に呼ばれて講演をしました。
取引業者さんを集めた新製品発表会のような場でした。
社長さんとお話ししていていて、Twitterをうまく活用しているなって思った。
KUREHAさんの商品のメインユーザーは主婦の方ですよね。
Twitterの中で自然に主婦のコミュティができあがっているのです。
だから、Twitterに投げかけると、たくさんの感想や意見が届くのです。
たとえば「日頃ラップを使っていてどんな時にストレスを感じますか?おしえてください!」などとツィートすると、「ラップを切るときに斜めになってしまって、それが中でからみつき、使いにくい」とかの意見がくる。
そういう意見を集約して、製品開発や改善に役立てているわけです。
今年の「クレラップ」は、そのストレスがかなり改善された製品になっていて、切りやすいかったです。
ま、ボクはほとんど使いませんが。
ビフォーSNS時代だと、ユーザーの意見や感想を聞くためには、調査会社にお金を支払って調査しなければなりませんでした。
SNS時代は無料でカンタンに、ユーザーの生の声を聞くことができるのです。
「つながりの経済」では、企業が直接消費者とつながることができる。
これも大きな特徴です。
藤村 正宏
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