ボクの周りの情報環境が激変
数年前から、ボクの周りの情報環境がずいぶん変わりました。
カンタンに言うと、スマホからの情報が劇的に増えたってこと。
TVや新聞など、あまりマスメディアのニュースとかは見なくなった。
さらに言えば、Googleの検索も、以前の3分の1くらいに減っている。
これは劇的な変化だと思うのです。
ニュースアプリの進化
ニュースはスマホのアプリで見ています。
スマホのニュースアプリは、それぞれ工夫がしてあって、すごい進化をしました。
ニュースキュレーションアプリの「カメリオ」。
これは、自分の興味があるキーワードを登録しておくと、その関連のニュースをネットから集めてくれるアプリ。
とっても便利です。
ボクだったら、「モノインターネット」とか「コンテンツマーケティング」とか「人工知能」とか、興味のある情報を登録。
あるいはクライアントの会社「パナソニック」とか「カメラのキタムラ」とかを登録しています。
そうすると、その登録されたキーワードのニュースをネット上から集めてきてくれるわけです。
キーワードの登録数は30〜50個。
本当に便利です。
他のニュースアプリは、自動的にキュレーションしてくれる「グノシー」。
ニュースに対しての他人や著名人のコメントを見ることができる「News Picks」。
他、最近はSNSもニュースに力をいれている。
TwitterやLINEのニュースもよく見る。
これでもう十分な感じですよね。
友人や知人とのコミュニケーションがメディア
そして、何よりも大きく増えたのが、友人、知人の情報。
Facebookに流れてくる情報や、Twitterで拡散された情報。
そして、ブログやYouTubeなど。
たとえば、ボクはコーヒーが好きです。
いつも美味しいコーヒーを自分で淹れたいと思っている。
だから、どれくらいの細かさで豆を挽いたらいいのか。
濃くて酸味の少ないコーヒーを飲みたいときには、どれくらいの焙煎のどういう豆を使えばいいか。
ペーパーフィルターで淹れるときには、どのポットが理想か。
そういう情報は、とっても興味のあるわけです。
昔だったら、Googleで検索して調べたかもしれない。
でも、今はボクの塾生さんの「島珈琲」の島さんのブログを読んでいる。
つながりが、深い人だからです。
【島珈琲 島さんのブログ】
サッカーの情報は、美容室を経営してて、最近はサッカージャーナリストみたいな仕事をしている勝村くんのブログと、勝村くんの情報から知った、サッカーのファンが集まるサイトの情報。
彼はこのサイトにも、コラムを連載している。
ボクのお弟子さん。
【サッカー馬鹿 勝村大輔のブログ】
歴史のおもしろい話や、大河ドラマの情報は、ボクのお弟子さんで、うちの税理士もやってもらっている、山本やすぞう氏のブログ。
大河ドラマや歴史の話を発信しています。
【大河ドラマ税理士のブログ】
他には、最新のICTや、SNS、web関連の情報だと、この人のTwitter。
アパレルの情報だったら、この人とこの人の情報。
音楽の情報だったら、この人とこの人。
などなど、友人や知人からの情報が、圧倒的に多くなっている。
SNS時代の特徴です。
友人、知人とのコミュニケーションがメディアになっている。
商品ありきのマーケティングではない
そして、これがすごいんですけど、個人が選んだ情報や個人が発信しているコンテンツのほうを信用しているってこと。
これはまぎれもなく、関係性で情報を収集しているってことです。
結果、ボクは、島珈琲さんのコーヒー豆を買ったり、勝村くんに髪を切ってもらったり、山本くんに税理を任せたりしている。
最初はただ関係性があるだけだった。
商品から入っていないってこと。
それが長いこと、つながっているうちに、その商品を買っているってこと。
伝わっています?
これってすごくないですか?
商品ありきではなく、人ありきです。
今までのマーケティングの逆のことが起きている。
今までだと、商品サービスがあって、それを買ってから関係性ができるという流れでした。
それが今の時代は、まったく逆の現象になっています。
まず、人を知って、その人に共感して、好きになって、それから結果的に商品を買っている。
決して売り込まれたり、販促されたりしていません。
まさに「つながりの経済」になってきているんだな。
ちょっとこの辺りのことを、もう少し深く考えてみたいなと思っています。
藤村 正宏
最新記事 by 藤村 正宏 (全て見る)
- 今一度 見直そう!Z世代に嫌われない企業の条件とは? - 2024年12月10日
- AIを脅威と捉えるか それとも仲間にするか|未来を豊かにしたいね - 2024年12月9日
- 【終了しました】12月18日(水)オンラインセミナー 売れない理由「解体新書」 TEAM500 - 2024年12月6日