普通の個人が影響力を持てる時代
影響力を高める塾をやっています。
すべてのカリキュラムが温泉の合宿というおもしろい塾です。
この1年間「影響力」っていうことを、かなり考えた。
昔は、個人が社会的に影響力を持つってことは、なかなか難しいことでした。
芸能人とか文化人とか言われる人。
TVに出演している人や本を出版している人とか、限定されていた
テクノロジーの進化によって、それが変わってきた。
個人の力を増幅させたってことです。
今までは特別なスキルやセンスが必要だったこと、長年の経験が必要だったもの、多くの人員が必要だったこと。
それが、結構カンタンに個人でやれるようになった。
そして、何と言ってもSNSの存在が個人の影響力を高めたわけです。
ブログやSNSで個人を発信することができる。
その発信に共感してくれる人がいれば、それは影響力です。
その数が増えていけば、あなたの周りに少しずつ影響を及ぼすわけです。
そのためには仕事のことや、仕事以外の、自分の好きなことを発信することが大事。
特に夢中になってできること。
あなたが夢中になってやれること、楽しいこと、好きなこと。
それをみつけて、行動すること。
ともかく真剣になって遊ぶ感じ。
それがあなたの影響力を増す秘訣なのです。
なんでもそうです、その分野で圧倒的になることです。
好きなことを発信することで独自の価値ができる
先日読んだコラムで面白い考え方が紹介されていました。
それは100人×100人は10000人という考え方です。
たとえば税理士の世界で、圧倒的になるのは難しいかもしれません。
かなり難易度は高いです。
でも、知り合いの中100人の中で、税務のことで圧倒的になるのは、そんなに難しくない。
そして、好きなコト。
たとえばあなたが「歴史好き」だとします。
あなたの知り合いの中100名の中で圧倒的になるのは、そんなに難しくない。
税務のことで100名中の圧倒的な一人になる。
歴史のことで100名中の圧倒的な一人になる。
それを掛け算するのです。
そうすると、1万人中のひとりになれます。
「歴史好きの税理士」
1万人の中の一人になることも可能です。
これは相乗効果で、代わりない個性と優れた価値になる。
これを実現したのが、ボクのお弟子さんのひとり、税理士、山本泰三氏。
かれは税務の仕事でも優秀です。
そして、大河ドラマのマニア。
NHKの大河ドラマで、ビジネスを語ります。
事業承継、マーケティング、組織、チーム作り・・・
そういうことを、大河ドラマのシーンやストーリーから解説します。
これが好評で、有名になっていきます。
今ではひっぱりだこの税理士さんになりました。
「大河ドラマ税理士」ということで認識されるわけです。
そうしたら、税理士ということよりも、個性的で選ばれる人になるわけです。
好きなコトを見つけましょう。
それで圧倒的になるのです。
藤村 正宏
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