福井県はエクスマに染まってきた
朝早起きして、小松行の飛行機で、福井に行きました。
4年前から「福井商工会議所」が主催している「エクスマ・ワクワクミーティング」の今年度のまとめ講演でした。
福井商工会議所はこの4年間、毎年エクスマを活用して地元福井県(お隣の石川県も含む)の企業を応援してくれています。
具体的に言うと、年間を通してテーマを決め、ボクのお弟子さんを次々と講師に迎え、勉強会やワークショップをやっています。
今まで講演やワークをやった塾生さんは、ぼっち、マックス、パタ、短パン、まちゃ、はやたん、勝っちゃん、ミラベル、キャップ…(まだたくさんいるけど覚えていない。ゴメン。他、話した塾生さん、ボクに連絡して)。
ともかく、地元の企業を元気にするためにエクスマを活用しています。
おかげさまで、ずいぶん楽しく仕事をして、うまくいっている会社や個人事業主がたくさん出ています。
うれしいことです。
昨年は、福井県坂井市の市議会議員になった社長もいて、選挙にもエクスマが有効だということがわかりました。
(価値を伝えるってことだから、当たり前っていえば当たり前ですけどね)
その年度をおさめる講演をしました。
ビジネスの本質は儲けることか
講演後、エクスマを勉強している「ワクワク販促ミーティング」のメンバー2人の経営者の方が、成功事例発表をしました。
敦賀市の工務店「株式会社あめりか屋」の篠原秀和さん。
鯖江市の業務用の漆器を製造販売している「株式会社ヒロセ」の大石恵子(えいこ)さん。
ふたりの発表を聞いていて、
やっぱりビジネスの本質は「儲ける」ことじゃないんだなって、あらためて思った。
ビジネスの本質は、儲けることじゃなく、あなたのビジネスで
「人をしあわせにして世の中を良くすること」なのです。
もしビジネスの第一義が、儲けることだったら、それは誰も応援してくれないからです。
あなたもそうでしょ。
「私を儲けさせてください」っていう態度が見える会社や店。
そんなところから買いたくないですよね。
だいたい見ず知らずの人を儲けさせることは、普通の感覚から言ったらあまりないことです。
「何がなんでも売りつけてやる」っていうオーラーがバリバリに出ている店員の店よりも、居心地のいい感じのいい店員さんから買いたいですよね。
今の時代は、そういうことがすぐに伝わるようになっているのです。
しかしながら、企業や店は利益が出ないと存続しません。
ボランティアじゃないんですから。
利益は大切です。
利益の出ないビジネスはやってはいけないと思う。
だからマーケティングをしっかりと学ぶこと。
何も考えず、勉強もせず、ただ経営していたら利益がでるほど甘い時代じゃないですから。
「エクスぺリエンス・マーケティング」を学んで、しっかりと売上を上げ、お客さまのしあわせに貢献することです。
まず、目の前のお客さまのことを考えて、そのお客さまがよろこぶこと、うれしいこと、問題を解決すること、それを第一義の目的にすることです。
そして、利益や儲けは、結果的についてくるって思うほうがいいのです。
エクスマで成功している二人の経営者さんは、まさにそういうことを日々やっています。
それも楽しく、明るく、上機嫌で。
ふたりのお話しを聞いていて、ビジネスの本質ってそうだよな~ってことを実感しました。
今日も楽しくてうれしい一日だったな。
大阪のホテルの部屋でひとり、そんなこと思っています。
藤村 正宏
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